田舎の技術者が奮闘中

php ruby node.js javascript などのスクリプト言語とサーバー(Chef、Vagrant)に関して書きます。

ruby on railsをubuntu11.10にインストール

前回の続きになります。

今回はフルスタックのフレームワークで有名な「ruby on rails」をubuntuにインストールします。

フレームワークは学習コストが高いですが、それに対する見返りのほうが大きいので是非勉強することをお勧めします。

フレームワーク導入の利点!

  1. 開発生産性の向上
    • 設計方針や基盤部分のコードをフレームワークに委ねますので、考える必要がなくなります。
  2. メンテナンス性に優れる
    • コードに一貫性が出るので可読性があがります。
  3. 品質が担保できる

railsの記事を読むと必ず出てくる決まり文句?があります。

DRY(Don't Repeat Yourself) = 同じ記述を繰り返さない
CoC(Convention over Configuration) = 設定よりも規約

上記の設計哲学を引き継いで開発されたフレームワークは「cakephp」などが存在します。
railsrubyだけではなく他言語まで影響を与えるフレームワークと言えます。

まぁrailsの説明はここまでにして、早速インストール手順から入ります。

前回のruby導入からの続きです。

Bundlerのインストール

bundlerとは外部のGemを管理するためのツールでGemfile上で記述されているgemの依存関係を解決し、その上で必要なパッケージをインストールしてくれます。
ですので、パッケージをインストールする際は「Gemfile」の修正のあと「bundle install」を行うようにします。

$ gem install bundler

ディレクトリの作成

Railsをインストールするディレクトリを作成します。

$ mkdir -p ~/sample
$ cd ~/sample/

railsのインストール

$ rails new

Gemfileの編集

おそらくデフォルトのGemfileが作成されるので、編集を行います。
※自分はmysqlを使いたいので以下の内容に変更

gem 'sqlite3'
↓
gem 'mysql2'

パッケージのインストール

$ bundle install

サーバー起動

$ rails s


http://localhost:3000/」でURLを叩くとおそらく確認できるはずです。

まとめ

rails自体のインストールは簡単ですが、どのようなサイトを構築するかによって、Gemfileに書き込む内容を変更しないと行けません。
ですが「bundle」や「migration」などで開発中も環境を柔軟に変更することが可能です。

railsさまさまです。