cakephpのコマンドをまとめた!
cakephpにはcakeコンソールという便利なコマンド類が存在する。
私は「bake」か「schema」ぐらいしか使わないのだが、今回を期に他のコマンドを調べてみた。
(cakephpのversionは2.2.2です。)
まず「cake」だけ叩いてみる。
(app/Console/cakeに内包されている)
$ app/Console/cake
ゴニョゴニョと色々出てきますが、「Current Paths:」でパスを確認して、正しければそのまま行きます。
もしパスが違うのであれば「Changing Paths:」の手順に沿ってパスを変更します。
「Available Shells:」に利用可能なコマンドが並んでいるので1つずつ確認してみます。
むっ以外に多い・・・
では一個づつヘルプを確認してみます。
acl
アクセス制限とかを制御していくれるらしいですけど。。。はっきりいうと面倒くさいです。
普通のアプリケーションを作る上では特に必要は無い気がしますが。。。使ってみると非常に便利なコンポーネントです。
「acl」に関しては別の記事にて説明したいと思います。
api
ソース上のブロックコメントを検索して、それを表示してくれるみたいです。
あんまり使わない気がしますが、コードレビューなどの際に約に立ちそうです。
bake
色々なソースのフォーマットを作ってくれます。
便利かつ強力です。(railsのScaffoldみたいなものです。)
サブコマンド | 説明 |
all | MVC全部作る。 オプションでModel名を渡せばそれに沿って作ってくれる。 (まぁ使う) |
project | 新たにプロジェクトを作る。パスを指定してなかったら、カレントディレクトリに作る。 |
plugin | プラグインを作る。フォルダも勝手に作ってくれる。 |
db_config | database.phpを作る。 |
model | Modelを作る (超使う) |
view | Viewを作る (超使う) |
controller | Controllerを作る(超使う) |
fixture | fixtureを作る (たま~に使う) |
test | testを作る(テスト書くときは使う。) |
覚えておけばいいのは「all」と「model」と「view」と「controller」だけでいいと思います。
ControllerやViewなどはCRUDなども自動で作ってくれますので、重宝します。(コピペなんてナンセンスですからね。)
bakeに関しては、また別記事にて書きたいですね。
command_list
まぁコマンドリストです。「$ app/Console/cake」と同じ動きなので、特に説明はありません。
console
テストに使えるっぽい。テスト前に実行とか会ってあったんで、テスト駆動開発とかで約に立つのかも。
i18n
国際化用のテーブルとかを操作したりできます。これもあんまり使わない気がします。
schema
開発するときにDB更新が発生すると思いますが、このコマンドでメンバー間とのDB同期が取れます。
(fixtureとかも流用するとテストデータを一気に流し込んだり出来ます。)
覚えていると非常に便利です。
(railsのようなmigration機能は無いですが・・・まぁ無いと開発できないことは無いので別にいらないです。)
サブコマンド | 説明 |
view | ファイルの中身が見れる。(使わない) |
generate | 現在のテーブル構成を読み取り、Schemeファイルを作る。(まぁ初回だけだね) |
dump | schemaをSQLクエリでダンプする。(レンタルサーバーとかにリリースするときに重宝) |
create | Schemeファイルからテーブルを作成する。(超使う) |
update | Schemeファイルからテーブルを更新する。(超使う) |
test testsuite
テストをコンソール上で走らせることができます。
こちらも出来れば別記事で。
upgrade
1.3から2.0にアップグレードできるみたいです。
(怖くて使えない・・・)
まとめ
本当にごく一部だけ説明しました。
特に「bake」と「scheme」はよく使うと思いますので、覚えといて損はしません。
次回はちょっと細かい部分まで説明できればいいなぁと思います。